2012/07/07

rabbit hole library

大山美鈴『rabbit hole library』 展
2012年2月3日(金)- 15日(水)


豊かなグラデーションが多用された、宝石のようにきらめく怪しいメルヘンの世界。その細かいディテールを大山 美鈴氏は、コラージュやグラフィックツールによらず水彩で綿密に仕上げていきます。脳内に浮かんだ物語のプロットに沿って登場人物や舞台を配置し、パズル のように色を組み合わせてできあがるという絵は、まるで何十ページもの童話本が1枚のパノラマに凝縮されたよう。幻想的なクリーチャーたちとの心の対話が いつまでも楽しめる、そんな奥行きの深さが魅力です。スタンプラリー形式を取り入れた展示パフォーマンスなど多彩な表現活動が、著名人を含む多数のフォロ ワーを引きつけてきました。

本展は、本格的に絵を描き始めて約10年になる彼女の今の姿を立体的に紹介するものです。彼女が愛してやまな い「不思議の国のアリス」の"ウサギ穴"のエピソードからタイトルをとりました。「本で埋め尽くされたウサギ穴を、夢うつつで落ち続けているアリス」に、 彼女は今の自分を重ねて見ているといいます。

「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」をモチーフにした新作約20点の他、半立体の作品、ぬいぐるみ作品など、これまでのベストアーカイブを選んで展示・販売します。また、ミュージシャンとのコラボレーションで制作してきたCDジャケット用のアートワーク も初めて公開。他に、時計や帽子、トートバッグ、紙の指輪など、多彩なコラボレーション雑貨やオリジナルアイテムを販売いたします。(gallery speak for)


gallery speak forは代官山の半分地下にあるギャラリーで、インタビューやらブログにも
書いたのですが、ほんとにうさぎ穴をおちてゆく途中のイメージ。
上からぶら下がってるのは以前「MEMORIES」(メガマソ)CDジャケットに使用したぬいぐるみをアレンジしたメリーゴーランドです。
3頭の木馬は新作!


「マイヨマイヨダンス」の上にはトランプが並びました。
鏡の国と不思議の国のアリス、両方をまぜこぜにモチーフにした1~K+ジョーカー。
トランプはそれぞれの数に対応した何かしら誰かしらが隠れていて、ぎんちゃんもいます。 
1はもちろん、「ひとり」不思議の国でまいごの「A」lice
同じ登場人物をそれぞれの文字盤の数字に配置したオリジナル時計も販売しました。
Luckandとのコラボ企画商品です。これ!

「100年後のたんじょうび」「13月のうぐいす」「はるのよの」「ゆうまだきらら」「眠れない夜」
他、CDジャケット用に描いたイラストも初公開・販売しました。
アヤビエ「鉄の島」メガマソ「SUPERNOVA」

「rabbit hole library」のために新しくつくったのは、トランプ14枚も含めて約30点。
いつもはだいたい2つか3つのお話を組み合わせて再構築するかんじで話を組み立てて絵にしているのですが、今回はアリス2編にぎゅっとしぼりました。
意外とじっくりひとつずつ絵に置き換えるのは初めてでおもしろかった!
 よく見ると、奥にアリスがのぞいてるのが見える。
「パイをとったのは誰?」は新作のなかで個人的にいちばんお気に入りの作品です。
 木馬にはアリスの迷い込んだドアだらけの部屋と、「Rabbit Hole Library」の文字、そしてぎんちゃん。
ほかの2頭もそれぞれ鏡がついてたり、魚たちがおどってたり。

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オープニングトークでは、作品ひとつひとつについてじっくり解説しました。
ゲストに涼平くん(メガマソ guitar) を迎えて聞き手になってもらったのですが、
たまたま来てくれていたインテツくん(ayabie bass)を巻き込んで3人でのトークという形になりました。
アヤビエの鉄の島というミニアルバムはこの二人がいっしょに音楽を演奏していて
架空の島の舞台で演奏しているふたりの絵も飾ってあったので、
昔のアルバム(写真のね)を見ながらなつかしいねって話している気分になりました。
3人それぞれ、きっと思っている景色は違うのかもしれないけれど
でも3人そろって行き来できる場所が「ああ、あそこね」というかんじ。
遠巻きですが、お客さまたくさん!
過去の作品についてこんなに詳細に解説することがないのでとても自分で勉強になりました。
聞いてる人もおもしろかったらいいなあ

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2週間の展示で、私は5日くらいしか行けなかったのですが本当にたくさんの方においでいただいてとてもとてもうれしかったです。
作品も、余るだろなあと思ってたグッズも、ほとんど売れてゆきました。
今これ書くためにふりかえったら、いろんな方のこと思い出して改めて本当にうれしい〜
みなさまのおかげで絵をかけて、かきたいと思えて、
ウサギ穴に飛び込んでふわふわしながらありがとうっていつも思ってます。
どうもありがとう!


2012年 大山美鈴

おまけ:
斬新!と言われた、ふだん絵かくときに使っているタオルをパネルにしたもの。
全然値段も名前もてきとうにつけちゃったのですが早々と売れてゆきました。
(ちなみに名前は「ふきんのやつ」)
今どんなふうに飾られてるのかなあフフ

※まだまだ写真たくさんだったので、大山美鈴のfacebookアルバムにのせました。

2012/03/16

PAINTAAL

ライブペインティング
PAINTAAL

2012年3月23日(金)18:00 - 23:00
渋谷PARCO スペイン坂広場/SR6


CHOICES FOR GIFTS 3

『CHOICES FOR GIFTS 3』展

2012年3月16日(金)- 28日(水)11:00-19:00 毎週木曜休
(最終日のみ18:00まで)
gallery speak for

出品予定アーティスト(順不同) : アイハラチグサ(絵画)/網中いづる(絵画)/飯田かずな(写真)/宇野佳奈子(コラージュ)/大山美鈴(絵画・オブジェ)/菅野麻衣子(絵画)/塚本衣絵(絵画)/角田明子(写真)/深谷桃子(ヘッドドレス)/吉田ナミ(絵画)

展示詳細はこちら

2012/01/10

rabbit hole library

大山美鈴 『rabbit hole library』展

2012年2月3日(金)- 15日(水)11:00-20:00 毎週木曜休
(最終日のみ18:00まで)
gallery speak for

【ギャラリートーク開催】
2012年2月3日(金)18:30~ 入場無料
作品解説=大山美鈴

http://www.misuzu-oyama.com/
展示詳細はこちら


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(紹介文より抜粋)
本展は、本格的に絵を描き始めて約10年になる彼女の今の姿を立体的に紹介するものです。彼女が愛してやまない「不思議の国のアリス」の"ウサギ穴"のエピソードからタイトルをとりました。「本で埋め尽くされたウサギ穴を、夢うつつで落ち続けているアリス」に、彼女は今の自分を重ねて見ているといいます。

「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」をモチーフにした新作約20点の他、半立体の作品、ぬいぐるみ作品など、これまでのベストアーカイブを選んで展示・販売します。また、ミュージシャンとのコラボレーションで制作してきたCDジャケット用のアートワークも初めて公開。他に、時計や帽子、トートバッグ、紙の指輪など、多彩なコラボレーション雑貨やオリジナルアイテムを販売いたします。

※展示作品は全て販売いたします。
※会場の都合により祝花などは固くお断りいたします。
※最終日のみ18時までとなりますのでご注意ください。

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うさぎ穴は夢と現実のあいだ、すべての記憶があってすべてが始まる通り道。
夜と昼のあいだを夢うつつで落っこちながら描き続けている私の絵の通り道を展示します。

2011/09/20

Kinder-und Hausmaerchen / Misuzu-und Tokyomaerchen (KHM 2011)

大山美鈴展
『Kinder-und Hausmaerchen / Misuzu-und Tokyomarchen (KHM 2011)』
(子どもとおうちメルヘン、美鈴とトウキョウメルヘン)
2011年6月13日(月)〜19日(日)

(ごあいさつ)
本日は大山美鈴の展覧会においでいただき、本当にありがとうございます。

小さいころから絵をかいてきましたが、私にとって絵は好き嫌いを超えた家族みたいなもので、
ずっと憧れて大好きでしょうがないもの、それは本です。

私は絵をかくとき大体いつも、小さいころから読んできたお話を別のお話と組み合わせたりして
それによって自分の感情の流れ、まわりの環境や動きと重ね合わせて表現してきました。
一枚の絵のなかに、一冊の本や映画のようにすべての時間とお話が展開していて、
眠れない夜に、読むようにみる絵です。
作品がどんな形をとるときもその景色があるところは同じで、
私は最近それを「夜眠れない子たちがあそびにくる場所」をかいているんだなと思うようになりました。

今回の展示は日独交流150周年記念イベントのひとつということで
ドイツと自分との関係を考えたときにすぐ浮かんだのが、グリム童話とミヒャエル・エンデです。
私の世界をつくり出しているもとの世界がたくさん、ドイツ文学のなかにあることに今さら思い当たって、
時間がかかったけれど自分のお家にかえってきたんだなという気もしました。

展覧会タイトルの、『Kinder-und Hausmaerchen』は、日本でいうところの『グリム童話』の原題で
「こどもとおうちのメルヘン」といったかんじです。
これを私に置き換えたのが『Misuzu-und Tokyomaerchen』、「ミスズと東京のメルヘン」。
私の世界にとってグリム童話はなつかしいお家ではありますが、
語られてたときにきいていた、ドイツの子どもたちが思い浮かべた森や動物たちと、
グリム兄弟がまとめたときのけしき、
さらにそれから私がずっと後になってお話から連想するもののあいだには時間と空間の大きなずれがあって、
その間に歴史的につくられてきたものと、
あともっと個人的なところでつくられてきたすべてのことがつまっていて、
そのずれの部分をここ、電柱とネオンでいっぱいの東京で一回、ピンをさし、
google mapsのように足跡にしておきたいなと思っています。

そしてみなさまの記憶にも一ヶ所、なにかしらの足跡を残すことができたら
とてもうれしいです。

大山美鈴




「13gift」(「眠り姫(野ばら姫)」)
眠り姫は13番目の魔女の呪いによって、お城ごと時間と空間を
標本のようにとめられた状態で100年後にタイムスリップするのだけど、
私は絵でお話を描くことによって時間と空間をガラスケースに保存し、未来へ送ることができる。
その呪いとしての絵をかいている、東京の28歳の私、そのことを意識しながら作品をつくりました。
giftは英語ではプレゼントとか天賦の才、だけれどドイツ語では毒という意味だときいて
魔女のプレゼントでしかも呪いというところにぴったりだなと思ってつけました。


私のデザインをもとにしてクッキーアーティストのcookieboyさんが作り上げてくださった
TOKYO marchen と、グリム兄弟さんたち。
すてきー!かわいいうれしい初コラボレーション。
近くに行くとヘンゼルとグレーテルに登場するおうちみたいな、甘いいいにおいがしました。


会場では、来場したみなさんをその場でひとりひとり描いてゆきました。
ハーメルンの街にあるみたいなねずみのお面をかぶらせて、
ハーメルンの笛吹きの大行進になりました。
まだ途中。


(ブログの記事)

みなさまどうもありがとうございました!

2011/05/14

Kinder-und Hausmaerchen / Misuzu-und Tokyomaerchen (KHM 2011)

大山美鈴展
『Kinder-und Hausmaerchen / Misuzu-und Tokyomarchen (KHM 2011)』
(子どもとおうちメルヘン、美鈴とトウキョウメルヘン)

2011年6月13日(月)〜19日(日)
10:00 - 20:00  (※最終日(日)は17:00まで)
会場:OAGハウス東京ロビー

opening party: 15日(水) 20:00 ~






http://www.misuzu-oyama.com/

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OAGハウス・日独交流150周年記念イベントのひとつとして行われます。
グリム童話を中心としたドイツ文学を、時間と場所のとおく離れた大山美鈴が
そのすきまを考えたりしながら、2011年のトウキョウメルヘンとして読んで・かきました。

2010/12/26

The Restaurant of Many Orders

大山美鈴
『注文の多い絵かきさん、注文の多い料理展』
2010年12月1日(水)~12月25日(土)


当軒は注文の多い料理展ですから
どうかそこはご承知ください ”大山”猫軒

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アートライブラリーという、本の街・神保町をアートで彩るイベントの一企画で
本をテーマにカフェ・ヒナタ屋で展示しました。
アドベントカレンダーのようにして、仕掛けつきの本の作品が1~25まで並びました。
それぞれ、数字に対応してA~Yまでの頭文字の本がモチーフ。
また作品は入札形式で販売しました。








展示期間中、ヒナタヤの大きな窓に絵をふやしてゆきました。
お客さまがくるまで、朝のうちにちょっとずつ。
モチーフはA~Zまでの本の登場人物です。

1~25の番号つきの作品についていた、オマケ。
 

(注文の多い絵かきさんからの注文はこんなかんじ。)

<作品の販売について>
1、販売は入札形式です。作品はついている値札の下の行にご希望の値段とお名前(ペンネーム可)をお書き下さい。
2、本名とペンネーム、お書きになった値段、ご住所を別紙に記入の上、設置の箱の中にお入れ下さい。作品は後日振込み・郵送になります。

<アドベント展示について>
今回ちょうど1日から25日までの展示ということで、作品をアドベントカレンダーにしてみました。(アドベントカレンダー:クリスマスまでの日にちを指折 り数えてまつアドベント期間、1日から25日までカードなどに作られた数字つきの窓を1日に1つずつ開けていき、全部の窓を開け終わるとクリスマスを迎え たことを教えてくれる、という仕掛け。)

1、1から25の数字のついた作品がそこかしこにちらばって展示されているので、探して見つけて開いて見てください。開くだけなら数字の日付を待たずにいつでもどうぞ!
それぞれの作品のモチーフは、1日があたまにAのつくお話、2日はB、3日はC…25日はYというふうになっています。どの日がどの本か知りたい方は、別紙の本のリストをご参照ください。またそのうち何冊かは店内に置いておきますのでご自由にお読み下さい。

2、アドベント作品25点には、中にちょっとしたプレゼントが入っています。ついている数字の日、1番はじめに作品を開いた方は、どうぞお持ち帰りくださ い。ちょう結びをほどけば外せるようにしてあります。外れない場合はお手数ですが大山かお店の方にお申し付けください。